絵画と建築の遠近法」
<第50図>
アンドレア・ポッツォ Andrea Pozzo
(1642-1709)イタリア
「絵画と建築の遠近法」
1708年 出版
銅版画 オリジナル
薄めの紙
レイド・ペーパー
に印刷されています。手彩色
長さ :約32cm
幅 : 約20cm
アンドレア・ポッツォ
17世紀後期バロックに活躍した画家、演出家、建築家。
劇的な感情表現や激しい運動性と、古代ローマ美術の先例に倣う遠近法を用いたイリュージョン的な建築的絵画技法を駆使し空想的な空間を構成し、サン・ティニャーツィオ聖堂の天井画『聖イグナティウス・デ・ロヨラの栄光』などのバロック様式による天井画の集大成的作品を手がける。
故郷トレントで修行を重ねた後カルメル会に入会、画僧としての日々を過ごすも病気の為、カルメ ル会を離れる。その後ミラノ、ジェノヴァ、ヴェネツィアなどで仕事をおこない、23歳の時にイエズス会に入り修道士として宗教儀式の舞台装置を手がけ賞賛 を受ける。
またトリノ近郊を始めとする北イタリアで祭壇画やフレスコ画の制作に携わるほか、イエズス会総会長に呼ばれローマで画家の代表作となるサン・ ティニャーツィオ聖堂の壁画装飾をおこなう。
ローマ滞在後は1703年にウィーンへ招かれイエズス会神学校やリヒテンシュタイン伯爵宮殿、古い大学などの 装飾を手がけ、ドイツやオーストリアにおける後期バロックに多大な影響を与えた。
同地で没。また遠近法に関する著書『絵画と建築の遠近法』を残す。
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アンドレア・ポッツォ Andrea Pozzo「絵画と建築の遠近法」
第50図