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シルバー・オーバーレイの簡単な解説

 

 

 

 

 

 

 

 

 

シルバー・オーバーレイ
silveroverlay


<写真をクリックすると詳細ページへ移動します>

     
 

033
シルバー・オーバーレイ
ウイスキー・ボトル 蓋無し
1900年頃 アメリカ
silver overlay
whisky bottle
ca.1900 

 


 

030
シルバー・オーバーレイ
水指し LENOX

silver overlay
pitcher
19century lenox USA

    027
シルバー・オーバーレイ
デザート・グラス

silver overlay /desart glass
ca.1900 
           
 



       
  sol    
  020
シルバー・オーバーレイ
面取りボトル
  029
シルバー・オーバーレイ
ウイスキーボトルと
ショット・グラスのセット
20世紀初め アメリカ

silver overlay
whisky bottle&shot glass
ca.1900 
 

028
シルバー・オーバーレイ
梅の模様のティーポット

silver overlay
tea pot
19century lenox USA

  sol   013  シルバー・オーバーレイ  ティーポット*3点セット   アイリスの模様  米 lennox社製  1900年前後  
 

017

シルバー・オーバーレイ
コーヒー・ポット
シュガー・ポット セット

  014

シルバー・オーバーレイ
コーヒー・ポット 
アイリスの模様
米 lennox社製
1900年前後
  025
シルバー・オーバーレイ
パフューム・ボトル3
silver overlay perfume bottl
           
 

 

     

 


 

 

シルバー・オーバーレイにつきまして

 この解説は手元に資料がなくなってしまったため、細かい点は大雑把ですのでご了承ください。

 鍍金やメッキなど、金や銀を他の金属に付着させる技術はむかしからありましたが、金属以外の焼き物・ガラス・など、非伝導体に付着させる技術はありませんでした。
 シルバー・ディポジット(付着)の技術は1850年頃、アメリカで発明され特許をとりました。
 画期的な技法だった割に、初めのころは、ステッキの頭の部分全部をを銀で覆うくらいにしか使われなかったようです。
 その後、銀を模様にして付着させる技術の特許がだされ、こここにあるような製品がつくられ始めました。銀を付着させるのには、特殊な溶液に長時間浸けるのですが、何も しないと全面 を銀でおおうようになります。この特許は特殊なラバーでガラスや陶器の表面を覆い、模様になる部分にだけ銀が付着するようにしたらしいです。
 それがだいたい1870年頃だったと記憶します。初期のシルバーオーバーレイの作品は銀の載っている部分が多くなっています。
 作業の手順としては、銀が付着したあと、バリを取り落とし、表面をエングレーブし模様を彫りだしていきます。大体は女性の仕事だったようです。

 製作年代によって、絵のバターンは変化しますが、大雑把に3つのタイプに分かれます。
 初期のヨーロッパ風な唐草模様のタイプ。だいたい1880年代から1890年代。
 中期の日本の絵画などの影響を受けた、おもに植物をモチーフにしたもの。1890年代から1910年頃
 後期のロシア・アヴァンギャルド影響を受けたアール・デコ・スタイルは直線を組み合わせた幾何学的な模様のものがほとんどで、1910年代から1920年代。

 その後、シルバーオーバーレイの技術はすたれてしまいます。時代が若くなるにつれ、銀の厚みも薄くなっていきます。最後のほうの製品は、可哀想なくらいぺらぺらのもの があります。
 切り絵のようなパターンで部分的に銀がついているものもありますが、ここでは、その手のものはシルバー・オーバーレイの範疇には入れていません。
 その後、水銀を筆につけ、模様を描いたものが出てきますが、それはまったくシルバー・オーバーレイではありません。

 シルバー・オーバーレイ(シルバー・ディポジット)は約50年間という、短い期間で製作されなくなります。その原因はどうも。コストにあったようです。一つの製品を作るのに
 どのくらいのコストがかかったか忘れてしまいましたが、随分高いものだったようです。