メソポタミア　
　M10粘土板のタブレット;
地神グラと弓を構えるサソリ人間；円筒形印章の修飾
mesopotamia clay tablet　

バビロニア　
紀元前1500年頃

サイズ　　
1１x8.5cm
厚さ:3cm

　ギルがメッシュ叙事詩に登場するサソリ人間が弓を引く図。左側に座るのは地神グラの様ですが、本来女神なのですが、口元にひげが生えてるように見えます。犬を連れている所から地神グラとしました。地神グラと蠍人間の間に
シリンダー・シール（円筒形印章）による二人の人物の印影が有ります。
　シリンダー・シールは裏面、左側の側面、上部に捺されていますが、全て同じ物が使用されています。二人の英雄が有翼の人面ライオンを退治している所ですが、この有翼人面ライオンがギルがメッシュ叙事詩に登場する杉の森を守る怪物のフンババであるのなら、この英雄二人はギルガメッシュとエンキドウと云うことになります。
バビロニの境界石（クドゥル）に表面の図と同じ様な図が描かれた物が有りますが、境界石は土地贈与証書です。また、戦功の有った人に土地を分け与える証明書にこのような粘土板を贈与したようです

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price:￥98,000

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